世界最古の歴史を持つ国家「日本」。その日本にありながら私達はその建国から現在に至るまでの歴史をどこまで(正しく)語れるでしょうか?
過去、グローバル経営者フォーラムin九州でも、日本の歴史認識について多くの講師がテーマにされていました。その度に、自国の歴史を知らない自分を恥ずかしく思い、同時にこれまで以上にこの国を誇らしく思った経験をした方が多いことは、提出頂いた感想文やインタビューから明らかであり、事務局にも「正しい歴史」について学びを深めたいと言った意見は数多く寄せられています。
イギリスの歴史学者であり哲学者でもあったトインビーは「自国の歴史を学ばない民族は滅びる」という趣旨の言葉を残したそうです。この言葉は、歴史を正しく学ぶことが自国の未来の創造と直結していることを私たちに教えてくれいています。更には、自国の歴史を学び国家に深い愛情を持つことは、同時に他国への深い敬意をもたらし、真の国際人の育成を実現します。
そのような背景から、今回、日本的経営研究会では日本の歴史を正しく学ぶ場をつくるとともに、日常と離れて記憶に残る体験を実現するべく日本のルーツとも言われる伊勢神宮に参拝するツアーを企画いたしました。
これまでの歴史を未来に正しく伝えていくことは、現代に生きる私たちの責務でもあります。
単に学ぶだけにとどめるのではなく、経営者として、上司として、父親として、母親として、部下や子供や家族、周囲の大切な方に、私達自身が日本の歴史を語る「語り部となる」とともに、周りの人を同じように「語り部に育てる」ことを皆様と目指して参りたいと思います。
多くの方がこの輪に加わってくださることを心からお待ちしております。