主催者 挨拶

フォーラムの原点となった東日本大震災から10年。今度は中国、武漢に発生し全世界を混乱に陥れたコロナウイルスが、再び私達を非常に厳しい境遇に立たせています。

かつて、竹内日祥上人から「組織を崩壊させる敵は、組織の外に存在するのではなく、組織の中に組織そのものを崩壊させる要因がすべて含まれている事実に気づく必要がある」と学びました。
不況時に企業倒産が続出しますが、不況が原因で倒産するわけではなく、不況という外部環境の変化により、既に内部にある倒産要因が一気に表面化して組織が崩壊するからです。

つまり、今私達に求められているのは、この厳しい現実から目をそらすことなく、今こそ、これまで向き合ってこなかった自社の奥底に内在する本質的問題を引きずり出し、正しく受け止め、組織一丸となり、その問題を価値に転換する為の知性と行動です。

この逆境を価値に転換していくための拠りどころとなる『思考のモデル』が、
幾度とない危機を乗り越え、現実に2600年間一つの国家として存続し続けている日本の根本的哲学に存在します。それこそが、このグローバル経営者フォーラムで学び続けている、社員・顧客・地域・国家・人類等々との関係性を分離せず、全体と部分を統合する知性であり、関係性思考を原点とする『日本的経営』です。

来年のフォーラムでは世界を席巻する未曾有の危機に背を向けることなく、参加された皆様が過去の価値観の問題を特定し、従来の価値観の延長線上にない
新たな経営へと抜本革新できると確信する大会にして参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

※グループディスカッションは90分程度の参加形式
※会員の皆さまは、特別講演のみWEBでも受講可能
一般参加者は、会場受講のみが対象
※緊急事態宣言を受け、会場受講、WEB受講がご選択いただけます。
現時点で会場受講にてお申込みの方は、事務局まで「会社名、お名前とWEB受講に切り替える旨」のメールをお願い致します。

1月21日(木)

時間 コンテンツ 登壇
10:30 ~ 10:50 開会挨拶(オープニングセレモニー) CKプロダクション株式会社 代表取締役
工藤 一樹氏
10:50 ~ 12:00 2021年 第2次世界大恐慌と日本の危機!
・こうして日本人は地獄を見る
・世界大恐慌から日本を救うために中小企業が知るべきこと
株式会社経世論研究所 所長
三橋 貴明 氏
12:00 ~ 13:00 昼休憩
13:00 ~ 14:10 ポストコロナの未来について
・人を救う医療の盾と経済の矛
・経営者に必要な「世のため」の哲学
カンボジアからリモート講演決定!!
特定非営利活動法人 ジャパンハート 最高顧問
吉岡 秀人 氏
14:30 ~ 15:40 絶対につぶれない経営
・最新税制を経営にこう活かす
・つぶれない経営の極意はBS経営にあり
Produced by 
一般社団法人 日本的経営研究会
16:00 ~ 17:10 混迷を極める安全保障! 歴史的大転換期における日本人の使命
・日本をとりまく安全保障の知られざる現実
・世界から求められる日本人の役割
ジャーナリスト 軍事漫談家
井上 和彦 氏
17:30 ~ 18:40 報道されない世界の真実をニュースから読み解く!
・中国による土地買収問題【最新事情と真の問題点】
・ワイドショー政治が日本を滅ぼす
ジャーナリスト
有本 香 氏

1月22日(金)

時間 コンテンツ 登壇
9:20 ~ 10:30 「理念」と「現場力」で勝ち方を学ぶ!
・闘うのはライバルではなく自社の風土
・ブレイクスルーの鍵は徹底した理念思考
元キリンビール株式会社 代表取締役副社長
100年プランニング 代表
田村 潤 氏
10:50 ~ 12:00 乱世を生き抜いた徳川家康の真実
・偉大なる凡人「家康」にみる戦乱から安定への戦略
・歴史から学ぶ混迷の時代を生き抜く術!
直木賞受賞 作家
安部 龍太郎 氏
12:00 ~ 13:00 昼休憩
(前講)
13:00 ~ 14:10
(後講)
14:30 ~ 15:40
高次元経営 特別講演
逆境を価値に転換する眞なる知性
楠本アライアンス 代表 / 税理士
一般社団法人 日本的経営研究会  顧問
楠本 浩之氏
15:40 ~ 16:00 閉会挨拶 株式会社ダイナ・メディカル 代表取締役
中山 大輔氏

SPEAKER

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三橋 貴明 氏
株式会社経世論研究所 所長

東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。
外資系IT企業、NEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立、三橋貴明診断士事務所(現、経世論研究所)を設立した。

2007年、インターネット上の公表データから韓国経済の実態を分析し、内容をまとめた『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)がベストセラーとなる。その後も意欲的に新著を発表している。当人のブログ『新世紀のビッグブラザーへ』の一日のアクセスユーザー数は12万人を超え、推定ユーザー数は36万人に達している。

2017年10月現在、参加ブログ総数115万の人気ブログランキングの「総合部門」1位、「政治部門」1位である。単行本執筆と同時に、雑誌への連載・寄稿、各種メディアへの出演、全国各地での講演などに活躍している。

■Web上の文筆活動 ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」メルマガ「「新」経世済民新聞」、「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」■最新著書「財務省が日本を滅ぼす」(小学館)

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吉岡 秀人 氏
特定非営利活動法人 ジャパンハート

大阪、神奈川の救急病院などで勤務後、1995年から1997年までミャンマーで活動。その後、岡山病院小児外科、川崎医科大学小児外科講師などを経て、2003年から再びミャンマーで医療活動を再開。
2004年 国際医療ボランティア団体「ジャパンハート」を設立。海外ではミャンマー、カンボジア、ラオスにて無償で医療活動を行ない、2019年度海外での治療件数は3万5千件以上に上り、活動16年ではその数23万件以上に上る。カンボジアには自前の病院を建設し、2018年からは小児がんの手術を開始した他、ミャンマーでは日本の大学病院と協力し小児生体肝移植を行うなど、高度医療の提供にも力を入れている。さらに現地医療者の育成、養育施設「Dream Train(ドリームトレイン)」の運営等を行なう他、日本国内では、離島・僻地への医療者派遣、小児がんの子どもと家族の旅行に医療者が付き添い家族の大切な時間をサポートする「SmileSmilePROJECT」などの活動を行なっている。またASEAN圏内で災害が起こった際に医療チームを派遣する国際緊急救援事業も行ない、東日本大震災、熊本地震、インドネシアスラウェシ島地震、令和2年7月豪雨等で医療チームを派遣している。新型コロナウイルス感染症に対する支援活動として、国内の医療機関へマスク等を提供する物的支援をはじめ、クラスターが起こった医療機関へ医療者を派遣するなどの人的支援を現在も継続している。

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井上 和彦 氏
ジャーナリスト 軍事漫談家

ジャーナリスト。昭和38年滋賀県生まれ。法政大学卒。専門は、軍事・安全保障・外交問題・近現代史。各種バラエティ番組のコメンテーターなども務める。産経新聞「正論」執筆メンバー。国家基本問題研究所企画委員。第17回「正論新風賞賛」受賞。著書に『親日を巡る旅(小学館)』『日本が戦ってくれて感謝しています(産経NF文庫)』『自衛隊さんありがとう~知られざる災害派遣活動の真実(双葉社)』など多数。

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有本 香 氏
ジャーナリスト

ジャーナリスト。旅行雑誌の編集長を10年、上場企業の広報担当を3年経験の後、独立。編集プロダクション株式会社ウィンウィンを設立。

編集・企画プロダクションを経営する傍ら、チベット問題、中国、インドの社会問題、国際関係、日本国内の政治等のテーマを中心に取材し執筆活動を行う。

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田村 潤 氏
100年プランニング 代表
元キリンビール株式会社 代表取締役副社長

元キリンビール株式会社代表取締役副社長 100年プランニング 代表

大学卒業後、キリンビール入社。32歳で営業マンとして大阪へ赴任し1年目で営業トップに。アサヒのシェアが拡大する頃、最下位クラスの高知支店長、四国4県の地区本部長等を歴任し、副社長営業本部長の時に業界1位の座を奪還。著書『キリンビール高知支店の奇跡―勝利の法則は現場で拾え!』

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安部 龍太郎 氏
直木賞受賞 作家

1955年6月福岡県八女市(旧・黒木町)生まれ久留米工業高等専門学校機械工学科卒。東京都大田区役所に就職、後に図書館司書を務める。その間に数々の新人賞に応募し「師直の恋」で佳作となる。1990年に発表した「血の日本史」でデビュー。この作品で注目を集め「隆慶一郎が最後に会いたがった男」という伝説が出来た。
作品に「彷徨える帝」「関ヶ原連判状」「信長燃ゆ」「恋七夜」「道誉と正成」「下天を謀る」「蒼き信長」「郷冬を待つ城」「維新の肖像」「姫神」近著「おんなの城」など多数。


2005年「天馬、翔ける」で第11回中山義秀文学賞を受賞
2013年「等伯」で第148回直木賞受賞
2015年福岡県文化賞受賞
2020年6月 『対決!日本史』(安部龍太郎×佐藤優)刊行
2020年12月9日「家康」6巻シリーズの最終巻を刊行
現在西日本新聞朝刊にて、「四人の証言」-太刀洗飛行場物語- を連載中

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楠本 浩之
楠本アライアンス 代表/税理士
日本的経営研究会 顧問

従前の「申告税務」を「断捨離」(執着から離れること)し、経営に役立つ「経営税務」・「経営財務」へ、企業の「出口戦略」・「海外進出支援」を展開。税理士を含めた「士業」の本来の在り方、経営への携わり方を深く見つめなおし、自社が培ってきたノウハウを開放共有することで「士業革新」を成し、社会貢献を果たす活動を行っている。